ハゼを釣って天ぷらでいただいた
このところ、14時頃にファミレスに入って読書や書き物をして、16時頃店を出て、釣りで道草するパターンが多い。
今日は海に近いT川の閘門近くでみみずを餌にハゼを釣った。
全長は13cmぐらい。この時期としては良型だと思う。
(釣りでは「型」=サイズの意味で使う。良型=大型)
天ぷらにしようと思い、本気モードで釣ったが餌のみみずがなくなり、4匹で納竿となった。
処理としては頭を落とし、内臓を抜いただけ。180℃の油でさくっと揚げる。
海老、椎茸など補って夕食完成。
このサイズのハゼは中骨を取らなくても平気で、舌の上でとろけてくれる。天ぷらになるために生まれたような魚だ。
天ぷらは油の温度と衣の粘度さえ正しければ失敗しない。あくの強い山菜も、天ぷらにすればほとんどが食べられるようになるから、たしなんでおきたいスキルのひとつだ。
天ぷらの味付けは塩派とつゆ派に分かれる。食通は前者が多いようだが、私は甘辛いつゆにどっぷり浸けて食べるのが好きだ。
つゆは自作がおすすめだ。簡単で味の素ぽさがなく、風味が断然よくなる。醤油50cc、みりん80cc、水220ccを煮立てて削り節をどっさり入れ、二、三分後に濾せば完成だ。出し殻はふりかけ等に転用できる。
天つゆは応用範囲も広い。和食のお総菜の多くがこの味付けになるし、濃度を変えれば麺類のつゆにもなる。