あのMakeミーティングが中部に来るというので、ニコニコ技術部のグループ参加にまぜてもらって出展してきた。幹事のきむにゃんに感謝。MOM01の告知ページはこちら> http://jp.makezine.com/blog/2010/09/make_ogaki_meeting.html
場所は大垣のソフトピアジャパン・センタービル。オシャレな建築だが、ロビーに入ると信長像がどーんと立っていて、いやおうなく「地方」を感じさせる。メイン会場はロビーのエスカレーターを上がった先にあって、行き来がとても楽だった。
総勢13名のニコニコ技術部は島をひとつ割り当ててもらえた。インクジェット印刷用の生地にプリントされた幟が目印。9時頃から設営開始。
ニコニコ技術部の作品を完全紹介……と思ったら、動画では撮ったがスチルで撮ってないものが多かった。あるものだけ紹介する。左から「あの楽器」用液晶と謎の砂時計、ミク色ネクタイと巨大はちゅねアップリケとメカサバ人間ぬいぐるみ、踊るたこルカとバーサライターを振る初音ミク、SOMESAT電源部ブレッドボード・モデル。
私の作品「ミニチュア海戦ゲーマー専用デスク」。GDWの現代海戦ゲーム「ハープーン」を狭い場所でプレイするために作ったのだが、説明してもピンときた人は少ないようだった。紙と鉛筆とサイコロとミニチュアを使うシミュレーション・ゲームをプレイする困難から説明しなければならないので大変であった。これについては別のエントリで解説したい。
以下、撮った写真を適当に並べてみる。
こめかみの筋電流に反応してステアリングする電動車椅子。右の奥歯を噛むと右に曲がり、左右同時に噛むと直進する。試乗しているのはMake編集長の田村氏で、運転には少々苦戦しているようだった。
テクノ手芸部とIAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)のワークショップ。
エレキギターと同じピックアップがついた弦楽器だが、ピックアップに触れる部分は1弦になっている。それが途中で分岐してコードが鳴るというもの。現状では不協和音がわんわん鳴っていたが、形態も含めてとても面白かった。
学研「大人の科学」で開発中のテオ・ヤンセン機械。息を吹きかけるだけでゆっくりと歩き始める。
一階ロビーで展示していた、サインペンのキャップを正しい位置に並べ替えるロボット。カラーセンサで色を識別している。
地雷処理ロボットの模型。子供に人気だった。
手芸系の作品。得体の知れない物体、いきもの、お手玉、はやぶさ探査機まで、ありとあらゆるものが触感をともなうオブジェになってしまう。
会場の構造を利用して設置された、毛糸で結ぶ糸電話の複合体。一対多で通話できるらしい。
Makeミーティングを主催しているオライリーの関連書籍を紹介しておこう。
Make: Technology on Your Time Volume 10
- 作者: オライリー・ジャパン
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: 大型本
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Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54 (Make:PROJECTS)
- 作者: Theodore Gray,高橋信夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/05/24
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 171回
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Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (Make:PROJECTS)
- 作者: 小林茂
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: 大型本
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