昨日の16時頃、田園地帯の県道脇で野兎の轢死体をみつけたので、骨格標本にしようと思って拾ってきた。
気休め程度ではあるが、寄生虫を殺すためにポリ袋に入れてエアゾールを吹き込んだ。マイナス40度C以下でしばらく冷凍するのがいいらしいのだが、設備がないので。
腹部に軽く切れ目を入れて、皮を剥ぎ始めたところ。案外簡単に剥がれる。腹膜を破っていないので体液はこぼれない。
皮を剥げるだけ剥いだところ。右腿の外側にゴルフボール大の損傷があって、そこが衝突した場所らしい。
ちょっとグロテスクだが、内臓を取り出したところ。少し生臭いが、鴨をさばくのと大差ない感じ。
毛皮はとりあえず煮沸した。
さて、見るからにうまそうな肉がついているのだが、どうしたものか。死んでからの経過時間がわからず、衛生面で不安がある。野兎病のリスクもあるが、これはめったにないし、特効薬があるので大丈夫なはず。
とりあえず、背肉と左腿肉を切り出してみた。
(道で拾った野兎を食べてみた に続く)
