野尻抱介blog

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浦村牡蠣を食べ放題してきた


 鳥羽市、浦村の牡蠣食べ放題に行ってきた。浦村地区に入るとあちこちにこんな店がある。入ったのは山安水産パールロード店である。
 雨天用の屋内スペースもあるが、基本はワイルドな露天のバーベキューで、セルフサービスで食べまくる。

 受付で2000円払うと、軍手と皿と箸と牡蠣剝きナイフを渡される。

 店の人が牡蠣の入った篭をグリルの横に運んでくれる。

 あとは自分で焼いて食べる。
 ひたすら食べる。

 殻が開いて2~3分待ってから食べるように、と言われた。加熱調理用の牡蠣だからしっかり火を通せ、ということだろう。
 一般に生食用の牡蠣は薬漬けになっていることが多いので、私は加熱調理用のほうが好きだ。

 調味料は置いてない。そのままでも美味しいが、私は持参したレモンをしぼった。ポン酢を持参する人も多いようだ。

 希望すれば牡蠣飯と味噌汁(牡蠣入り)、牡蠣の佃煮の定食セットもくれる。これは料金のうち。これだけでも大変うまい。
 牡蠣を酒の当てにしたい人は自販機でビールなどを買う。また、自分で肉や野菜を持ち込んで焼いてもかまわない。

 グリルの薪は場内に積んであって、これも自分で補充する。とことんセルフである。
 牡蠣を20個ぐらい堪能して店を出た。

 店のすぐそばに「鳥羽竜」と名付けられた大型恐竜の化石発掘地がある。階段を10mほど下りると浜に出られる。発掘跡は土嚢が積んで封じてある。

 帰り道、通りがかった川の河口にヒドリガモが群れていたので、スリングショットで一羽仕留めた。腸を抜いてみると岩海苔が詰まっていた。岩海苔はこのあたりの特産品で、鴨類による食害もあるらしい。