羽ばたき飛行機製作工房 の高橋さんから、掲題のキットをいただいたので紹介しよう。リンク先に動画や製作過程の解説がある。
翼の縞模様は油性マーカーを使って自分で描いた。箱出しでは無地だ。
ゴムを含めて2.6gという、超軽量のゴム動力オーニソプターである。機体構造は3Dプリンタで出力され、翼桁はCFRPを使ったハイテクの塊だ。それでいて組み立ては極めて容易で、パーツを差し込み、両面テープの台紙を剥がして翼を貼るだけ。羽ばたき機構が簡素なのも興味深い。羽ばたき機は左右の翼を均等に動かすのが工夫のしどころなのだが、本機ではざっくり左翼だけを羽ばたかせる。右翼は胴体ごと反動トルクで羽ばたく。尾羽部分がない完全無尾翼機で、かつ超軽量機だからできる割り切り方だ。
上左は2009年にUPした私の元祖「空飛ぶパンツ」だが、和紙とバルサでできており、きわめてローテクだ。ゴムも機体重量も「2」の数倍ある。
「空飛ぶパンツ2」は超会議2のニコニコ技術部スペース(ニコつく3とは別のスペース)のワークショップで頒布される予定だ。また、空飛ぶパンツ以外でも、上右のような不思議な飛行物体がいろいろデモフライトする。私も自分の機体を持参して編隊飛行させようと思っている。お楽しみに！
